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2000/10 月号
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ポイペット より 報告者、皆元 聡 |
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| INDEX
2、カンボジアのお盆 3、キャンプ場の現地スタッフのプロフィールとそれぞれの活動報告。 4、『カンボジアこどもの家』で支援している寺子屋の状況とこれからの活動予定。 5、寺子屋のこども達
9月23日、ポイペットから追い出された人々が形成している難民村に 寺子屋が誕生しました。現在の村の名前は、オルセークラオムです。(クラオム というのは、後ろという意味:オルセー村の後ろにある村という意味です。)
この村には、現在400家族が住み、こどもは400人いて、その内、学校に来られるこどもの数は200人います。8月にツアーの方々と炊き出しを したときよりも、世帯数が増えているような気がします。 村の人々は、家族で森に木を切りに行ったり、国境の仕事(荷物運びなど)に 行っているらしくるらしく、昼間に村に行っても、あまり人がいません。 みんな、その日の食料と仕事に奔走 している感じがします。 スタッフ一同、この寺子屋が村の人々と友達関係でいられ、ともに考え、お互い に内面的に成長していける場所になればいいなあ、と話しています。 この寺小屋は,10月2日にオープンします。どんなこどもたちがやってくるのか 楽しみです。 今(9月27日)、カンボジアはお盆の真っ最中です。キャンプ場から500メートルくらい離れた所に、お寺があります。毎朝4時にお寺のスピ−カ−から大音量で、意味不明な、うめき声とともに、ガチ ャガチャという金属音が村全体に流されるのです。(だから、4時に一度起きて耳を ふさぎながらもう一度寝るというのが習慣化してます。) カンボジアのお盆は、9月14日〜9月28日までです。中でも26.27.28日 は人もたくさん来て(その数、千人をこえる)盛り上がります。昼間は、かき氷屋やく じ引き屋などの露店が出ていて日本のお祭りと似ています。お寺の本堂では、自分の 家で作ってきた、ちまきや野菜をお寺に捧げるためにやってきた人々で、ごった返し ています。 夜は、お寺がダンスフロアーに変身します。ほかの村からも連日、若者がつめかけ ユーロビート調の曲に乗って、腰をくねらしています。 僕もいっしょになって踊っていたら、最近、道ばたで全然知らないオバサンから 突然、「サトシ、今夜も踊りに行くのかい?」と言われたり、10キロ以上離れた ポイペットでも、話しかけられたりするので、少し控えることにしました。
2回目は目を瞑り、クレヨンを走らせ、線で囲まれた場所に色をつけました。隣どう し、順番に目をおさえて始めると、am8時の不安な顔達も、目を開けてほほえみまし た。「私、描けないんだよね。」という白いままの紙はなくなりました。 −まる、さんかく− 円で絵を描き、そのあと丸いものを描きました。こどもたちが、丸いものというテー マで描いたものは、時計、顔、人、人形、お化け、蝶、花、太陽、茶碗、スイカ、ス イカ4分の1、ブドウなどの果物、タイヤ、自転車です。その他、まる、三角、とと もに、思いもよらないデザインがありました。 例、大小さまざまな、まるのうち1つが時計でした。 −アンコールワット− アンコールワットの絵はがき20枚を見て描きました。1枚にかける時間は、5 分から2時間までと様々です。細やかに壁像を描き、風景は幻想的でそれらから、前 回までとの、受ける印象の違いに驚くばかりでした。模写をする子の隣では、絵はが きには目もくれずに書き続けているなど楽しみ方も色々です。友人の絵にも興味を抱 いてきてます。豊に思われるその創造力を持ち続けてほしいと思います。 −太陽と山− 毎回1枚はそれぞれ好きなものを描いています。当初は大きな山2つ に太陽といった絵が目立ちました。プノンペンでも見られる傾向だそうです。カンボ ジアに山はないのですが。現在は、野花、花瓶の花、家、人、車、果物、村などが描 かれ、村には働く人もいます。隣のまねは少なくなり、太陽と山はいつの間にか目立 たなくなりました。 −AM10:00− 「さよならっ」と振り向いた彼らは教室のことなどすっかり忘れているような気が します。とにかく元気で水に飛び込み、走り回り、遠い所は1時間もかかる自分の家 に帰っていきます。ひたすら遊ぶ彼らをしばし見送ってしまう私たちです。 次回7回目は、庭に出ていく予定です。 ・皆元 聡 2000年7月より赴任 東京都出身 1977年12月9日生まれ、22歳國學院大學卒業 国際関係専攻活動内容:音楽、かわら版など現地報告。 今は、オルセー村の寺小屋で土曜日に午前午後、それぞれ20分ずつ時間をもらっ て あと、週に何回かオルセー村に行き、カンボジアの人々はどんな曲がすきなのか、歌 ってもらって、それカセットレコーダーに録音して歩いています。だいたい、みんな が集まる、駄菓子やなどに行くのですが、そうすると子どものお母さんも集まってき て、こどもをさし置いて歌い出したりします。
音楽とかわら版、音と言葉、どちらも村の人々と腰をおろしながらゆっくりと会話す る中で作り上げていきたいと思っています。 アイデア募集:道に落ちているような、身近なもので作れる簡単な楽器。 3,キャンプ場の現地スタッフのプロフィールと それぞれの活動内容 ・今中 葉子さん 2000年4月より赴任、大阪出身 大阪でMIVN(毎日国際ボランティアネットワーク)というNGOでカンボジアの 子ども達にカンボジアの民話を絵本にして送ろうという活動をしていました。 その活動を通して、オカさんと知り合うことができ、今に至ってます。 今、私は主にオルセー小学校(キャンプ場から1キロほど行ったところにある)で 絵本の読みきかせをしています。まだ始めたばかりで、読める絵本のレパートリー も少ないのですが、それでも子ども達は同じ話を何度も聞いてくれます。これからは 紙芝居をカンボジアの人々と一緒にどんどん翻訳していき、村のあちらこちらに出か けていって、もっともっと、子ども達と楽しんでいきたいと思っています。 ・黒須 理央さん 2000年7月より赴任 札幌出身 1978年3月30日生まれ、22歳 9月11日(月)に始まった絵画教室は現在6回目。月・水・金曜日の週3回、キ ャンプ場でam8時から約2時間おこなっています。オルセ−、ツ−ルボンロ−の2年 生、約120名が対象ですが、家事、留守番、仕事、遊び、病気の都合もあり30か ら60名の参加となっています。時には午前7時から賑やかで、雨の日も変わらずや ってきます。泥とともに。 初回はクレヨンで描きたいものを描きました。毎回2枚か3枚描いています。 4、『カンボジアこどもの家』で支援している、寺子屋の状況とこれからの活動予 定。
そしてこれ以上、寺小屋の数を増やさず、中身の充実に邁進していこうというの が、オカさんをはじめ、スタッフ全員の考えです。結局、あまりに規模が大きくなっ てしまっては、管理していくのに手がいっぱいで、寺子屋の中身まで目が行き届かな くなってしまうおそれがあるからです。『カンボジアこどもの家』は、カンボジアの 子どもにチャンスを与えるということを第一に考えていこうということをスタッフ全 員で確認し合いました。 また、現在「中身の充実」ということで考えているのが、図書館作りです。寺子屋 のそばに、こどもたちが自由に本が読めて、村の人々が会議などに使えるスペースを 作ります。そこでは成人の識字教育の実施も考えてます。 何はともあれ、オカさんがよく言う。 「歯を食いしばってする支援は、相手がかわいそうです。お互い笑顔で楽しくできる 支援でなければ。」これ以上でもなければこれ以下でもない、この言葉をそのまま実 行していければいいのだと思います。 5、寺子屋のこども達 ?、リバティ−くん クラスのリーダー的存在 ・リバティ−は、クラス、そして寺子屋全体のリーダー的存在です。授業の始まりの 整列の時や、最後に3クラス集まって、整列するときにはいつも、全体をしきる彼の 大きな声を耳にします。 リーダーといっても、けして威張ったりしません。病気の生徒を見舞いに行くとき に一緒についてきてくれたり、誰か気分の悪い子がいたら、「誰かついてて、あげな くていいのかな?」と気遣ってあげる 、そんなとても優しく、いろいろなことに気 がつき、広い視野で物事が考えられる子です。 彼の家族は、プノンペンの近くのコンポンチュナムから、ほかのオルセー村の住人 と同じように、仕事と土地を求めて、家族9人でポイペットにやってきました。お父 さんとお母さんは、現在仕事がなく、お兄さんとお姉さんが国境で荷物運びをして生 計を立てています。 おわりに かわら版に関しての感想や質問、こういうことが知りたいということがあれば、 かわら版や現地報告書はいろいろなところで活用してください 。 |
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